多系統萎縮症とは

多系統萎縮症は、進行性の神経変性疾患で、重度になると運動機能が失われ、呼吸不全や心停止により死に至ります。
 
【症状】
  • パーキンソン病に似た症状(表情が乏しく、筋肉がこわばり、動作が遅くなるなど)
     
  • 立ちくらみや排尿障害、便秘などの自律神経症状
     
  • 小脳の病変によるふらつきや話しにくさ
     
  • 手や指の細かいふるえ
     
  • 物忘れやうつ症状、同じ事を繰り返し話すなどの精神症状
     
【進行速度】
 
  • 脊髄小脳変性症やパーキンソン病よりも進行のスピードが速い
  • 発症後は約3年で介助歩行になり、約5年で車いす使用、約8年で寝たきり状態になり、9年程度で死亡に至るケースが多いようです
 
【治療法】
 
  • 有効な治療法は無く、症状に応じた対症療法が中心となります
 
【指定難病】
 
  • 多系統萎縮症は国の指定難病の一つです
 
【関連情報】
 
  • 多系統萎縮症は、小脳、脳幹、大脳基底核、大脳(特に運動野)など、自律神経に関連する各部位での変性が起こることで、発症するとされています。

 

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